名古屋では分譲住宅が主流

車社会の名古屋での住宅事情

名古屋および名古屋近辺は、完全な車社会です。車関連の会社の多くは自家用車での通勤ですし、車と関係のない企業でも結構大きな駐車場があり、来客駐車場の台数も多くて従業員駐車場の台数も多いです。地下鉄やバスの通勤者もいるのですが、ダイヤの本数が少なかったりルートが少なかったりするという事情もありますが、それだけでなく土地柄なのでしょうか、車で通勤して、取引先にも車で移動するケースが多いです。
そういった土地ではマイホームを持つときには駐車台数は最低でも2台は必要です。2台分の駐車場が当たり前で分譲住宅の区画では全ての宅地に、きっちりと2台分の駐車場が最初から計画されています。1台分の宅地を買って、後々に必要となったときにお庭の一部を削ってもう1台分の駐車スペースを確保するなどといったふざけた考えはありません。完全に最初から2台分の駐車場が必要なのです。ご主人の車の分と奥さんの分で合計2台です。
ご主人が車で通勤をするため、奥さんが昼間にパートに行く場合や、専業主婦であってもスーパーマーケットに買い物に行く際にも必ず車を使います。バスや電車で買い物には行きません。ですから、子供が大きくなったらとかいう後々のことではなくいきなり2台分が必要です。そして子供が大きくなって、一人暮らしをしなければ、近くにもう1台分、月ぎめで借りるしかないです。これが名古屋スタイルです。

名古屋と分譲住宅は相性が良い

日本のちょうど中央に位置している名古屋は、関東と関西をつなぐ要所であり、多くの人が行き来しています。製造業が盛んな地域でもあることから、仕事を求めてこの地へ来て、そのまま住み着く方も大勢いるのです。比較的保守的な土地柄で、結婚願望が強い人が過半数を占めていることから、名古屋では家族で暮らせる分譲住宅の需要が大きくなっています。地元で仕事を見つけやすいので実家暮らしが珍しくありませんが、結婚すれば1つの家庭として独立するのが普通です。
購入しやすい名古屋の分譲住宅は、建売でありながらも高い品質を誇っており、週末の展示場では様々な家族連れの姿を見られます。全体的にムダ遣いを嫌がる気質だから、商品やサービスを提供する側も磨き抜かれているのが名古屋です。古くから家族ぐるみで住んでいる割合が大きいのも特徴で、分譲住宅を提供している不動産会社は常に自社の評判を気にしており、お互いに良い影響を与えています。
経験を積む機会が豊富なことから、大工などの職人の腕も抜群で、名古屋の分譲住宅はこだわり抜いた注文住宅に迫るほどのクオリティです。人が集まっている地方都市のわりには土地を見つけやすいため、地元や大手の不動産会社が分譲住宅を建てやすい事情も関係しています。